こんにちは、ミヤコです。
前提として、私は特に宗教に信心している訳ではありません。
家は、一応神道らしく、祖父・祖母のお葬式は神式でした。
とはいえ、クリスマスは楽しむし、
アクセサリーでクロスのネックレスをしたりします。
観光地に行けば、寺や神社、区別なく参拝し、
ごく一般的なファジーな日本人です。
そんな私が、
この間、休みの日に録画していた「ぶっちゃけ寺」という番組を観ました。
いろんな宗派のお坊さんが、一堂に会して、
日常生活の話をしたり、
比叡山を案内してくれたり・・・
お坊さんが身近に感じられる番組でした。
無駄のない、精錬された生活・・・
出来るかどうかは置いておいて、
素敵だなと思ってしまう。
お坊さんに興味を持ったところで、
ブックオフで「しない生活」というお坊さんが書いた本が目に入り
108円という激安ぶりに ついつい買ってしまいました。
前から、うっすら思っていたんだけど、いかに自分が「煩悩」とやらに 振り回されていることか・・・
前に書いた愚痴も、相手を どうこうしようとするから、煩悩が大きく膨れ上がる。
幸い、最近、期末の繁忙期に入り、あまりの忙しさに、周りの事なんて構っていられない。
帰りも憔悴しきって、生きた屍・・・
煩悩が発生する暇がなく、心は割と穏やか。(笑)
そうとはいえ、「○○さんが仕事しない」だの「私を嫌っている」「私の仕事を手伝ってくれない」「私ばっかり」などの雑音が入ってくると、多少、心は疲弊するのだけど。
そんな事を言ってくる輩を 見下している自分に また気づく。
煩悩に囚われないっていう事は、難しい。
煩悩に囚われないって、きっと心が楽になるのだろう・・・と思うのだけど、
それでも煩悩に囚われてしまう人間が、愛おしい気がするのよ。
苦しんで苦しんで、もがいて もがいて・・・
だからこそ、人なんだもの。
そんな風に思った次第。
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