こんにちは、ミヤコです。
突然ですが、『カイジ』という漫画をご存じですか?
一言で言うと、主人公のカイジが『命がけのギャンブル』をするというマンガです。
映画化もされていて、藤原竜也さんが主演をしました。
1年程前に、風邪を引いたときに、アニメのDVDを大人借りして、一気見。
その後、満喫で原作コミックも読破しました。
絵が可愛くないので、女子向けの漫画ではないですね。
映画は、そこそこ面白かったのですが、
アニメを観た時に、衝撃を受けました。
何がそんなに衝撃を受けたかと言うと、
ギャンブル漫画なのに、
物語にありがちな一発ラッキーがありません。
人間や世の中の汚い所が赤裸々に描かれていますし、
それを受け止めず、目を背けてきた世間(読者)に、
それが現実なんだとリアルに訴えかけます。
私が前に書いた記事「自分の意思で決める」も、
カイジイズム の影響だな~と思っていました。
付け足すなら、
自分の意思で決めるけど、
「自分のミスも自分で片を付ける」なんですね。
そんな矢先、図書館から 予約本が届きました。
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人を助けるべきか?
勿論、助けるべきです。
『「勝つべくして勝つ!」働き方の話』では、
「そのリスク・不安・負担が自分の肩に乗らないのであれば」
という条件付きです。
「カイジ」の中で、
カイジは、他の仲間を助ける為に
全てを差出し、悪い部分を全部引き取って
「別室」なる地獄部屋みたいな所に落ちていきました。
それは あくまで一旦・・・なんですね。
その後、他の仲間が助ける約束をしてました。
フツーに他の仲間は裏切りました。
『カイジ』では、それは仲間が悪いわけではなく、
カイジの甘さが悪いと描かれているんですね。
誰かを助ける
その気持ちは大切。
でも、助けたことにより、負う負担は あくまで自己責任なんです。
仕事を手伝って、助けた方が先に帰ってく図柄を思い出してしまった。
それも、自己責任なんですよ。
自分が容量オーバーなのに、
余計なことするから自分の首を絞めるんだなと。
その後、自分も助けてもらえるなんて考えるのは、大間違いなんです。
助けてもらえたら、「ありがとう」→ラッキーなんです。
あと、助けてあげたい気持ちがあるのに、無理なことってありますよね。
胸が痛いです。
でも、これは、自己肯定できる一節でした。
世の中、自分を捨てて「助ける」ことが美談、推奨される所ないですか?
そういう教育を受けてきてしまったんだろうと思う。
だから、それが出来ないとジレンマになる。
それが裏目に出るとジレンマになる。
「助けられたら、助ける」
それで良いじゃないかと思えれば、楽になるよね。
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追伸:三部作だったんですね~。「どん底から~」は今読んでます。